探偵・日暮旅人の探し物【山口幸三郎 メディアワークス文庫】
目に見えないものを「視る」ことができる、主人公の日暮旅人を軸にした、(少なくとも1巻は)ハートウォーミングな物語である。どうも私は『ビブリア古書堂』『魔法使いのハーブティー』『路地裏のあやかしたち』など、心情描写がある程度しっかりしたものが好きなようだ(逆にしっかりしすぎていると、クドく感じるようになる)。
仕事が理系だから、読み物には文系を求める質なのだろうか。でもその割に8月用には理系本買ったしなあ…。
1巻では、物語は始まってすらいない。実際、登場人物とその人となりの紹介にページを割いていて、複数巻構成を前提としている。だから、現状あまり感想というものはない。丁寧に書かれているな、とは感じた。
既に6冊程刊行されているシリーズなので、まずは次巻を楽しみにする。
録音後の調整が難しい
できた曲をmp3にするときは、『録音』→『録音物の調整』→『MP3化』という手順を踏む。毎日少しずつ試しているのだけど、良い具合になるところが見つからない。
今の最大の問題は、録音PC環境で調整した結果を、もう一台のPC環境で聴くと、ほぼ100%の確率で音割れするということだ。デバイスによる再生限界の差なのかな。録音PC環境はUSBオーディオで、もう一台の方はSE-200PCIという、こちらも特別悪いカードではないのだけど。
これはきちんと取り組まないと、これから先、聴いてもらう環境でバリバリ音割れするという悲惨な事態になる。マトリクス組んで色々試してみる。
リハビリ曲
■ストリングス曲SS001
https://docs.google.com/file/d/0B5mu3EitWB5fUEFFVVBOdkQ5MzQ/edit?usp=sharing
リハビリ中。
適当にリアルタイム入力して抑揚つけるだけでこれである。MOTIF ESさまさま。
よろず占い処 陰陽屋へようこそ【天野頌子 ポプラ文庫】
全編に渡ってほのぼのとした展開が続く本だった。大概の小説は、山谷の落差がかなり激しいが、この本は山も谷も緩やかだった。伏線もあるが途中でいくらかネタバラシ状態である。
多大な誤解を覚悟で言うと、展開の激しい本に疲れた時に休憩として読むと最適である。比較的ストレートな物語であるから、あまり読書しない人が、これを読むことで字に慣れていくのも良い。
ちなみに2巻はもう買った。順番的に読むのは6冊程後になるが。
必須アイテムのリプレース
思いついたメロディーはナマモノである。その時記録しておかないと、曲を作ろうとしていざ椅子に座った時に何も思い出せない。
ということで、私がDTMする上で必須なのは、ICレコーダー。思いついたら即録音。職場には「撮影機材・録音機材持ち込み厳禁」のため持っていけないのが残念。
今まで使っていたのは、右のレコーダー(Panasonic製。1998~1999年発売?)なのだが、録り溜めしておく容量が限界に来ていた(最大15分)。よくよく中を探してみると、15年前の記録も残っていたりして、サルベージする機会があるかもしれない。消すのはちょっと勿体無い。
で、新しく左のレコーダー(Sony製)を購入。性能が段違いすぎて笑った。内蔵メモリだけで20時間以上、高音質で録音できるのだから、時代の流れを感じずにはいられない。しかも4000円。
本当に、あらゆることが便利になっているんだな、と思う。