閑古鳥音楽帳

万年閑古鳥。とても細々とオリジナルの曲を作ってる人のブログです。

探偵・日暮旅人の探し物【山口幸三郎 メディアワークス文庫】

 目に見えないものを「視る」ことができる、主人公の日暮旅人を軸にした、(少なくとも1巻は)ハートウォーミングな物語である。どうも私は『ビブリア古書堂』『魔法使いのハーブティー』『路地裏のあやかしたち』など、心情描写がある程度しっかりしたものが好きなようだ(逆にしっかりしすぎていると、クドく感じるようになる)。

 仕事が理系だから、読み物には文系を求める質なのだろうか。でもその割に8月用には理系本買ったしなあ…。

 

 1巻では、物語は始まってすらいない。実際、登場人物とその人となりの紹介にページを割いていて、複数巻構成を前提としている。だから、現状あまり感想というものはない。丁寧に書かれているな、とは感じた。

 既に6冊程刊行されているシリーズなので、まずは次巻を楽しみにする。

 

 

約一ヶ月放置

 どうしてかって?steamでゲーム三昧だったからさ!

 実際、steamが安売りラッシュを仕掛けていたので、珍しく立て続けに何本もゲームを買った。でもまあこればっかりではいかん。

 

 というわけで、7/28~8/31まで、ゲーム自粛期間にすることをここに宣言する。この期間、ゲームは1分たりともやらない。その代わりにやることとして、以下を挙げる。

 ・作曲

 ・鍵盤演習

 ・VmWare+CentOS実習

 ・LPIC試験対策

 結果、6月からそんなに変わってない。ぎゃふん。

録音後の調整が難しい

 できた曲をmp3にするときは、『録音』→『録音物の調整』→『MP3化』という手順を踏む。毎日少しずつ試しているのだけど、良い具合になるところが見つからない。

 今の最大の問題は、録音PC環境で調整した結果を、もう一台のPC環境で聴くと、ほぼ100%の確率で音割れするということだ。デバイスによる再生限界の差なのかな。録音PC環境はUSBオーディオで、もう一台の方はSE-200PCIという、こちらも特別悪いカードではないのだけど。

 これはきちんと取り組まないと、これから先、聴いてもらう環境でバリバリ音割れするという悲惨な事態になる。マトリクス組んで色々試してみる。

よろず占い処 陰陽屋へようこそ【天野頌子 ポプラ文庫】

 全編に渡ってほのぼのとした展開が続く本だった。大概の小説は、山谷の落差がかなり激しいが、この本は山も谷も緩やかだった。伏線もあるが途中でいくらかネタバラシ状態である。

 多大な誤解を覚悟で言うと、展開の激しい本に疲れた時に休憩として読むと最適である。比較的ストレートな物語であるから、あまり読書しない人が、これを読むことで字に慣れていくのも良い。

 ちなみに2巻はもう買った。順番的に読むのは6冊程後になるが。

必須アイテムのリプレース

 思いついたメロディーはナマモノである。その時記録しておかないと、曲を作ろうとしていざ椅子に座った時に何も思い出せない。

 ということで、私がDTMする上で必須なのは、ICレコーダー。思いついたら即録音。職場には「撮影機材・録音機材持ち込み厳禁」のため持っていけないのが残念。

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 今まで使っていたのは、右のレコーダー(Panasonic製。1998~1999年発売?)なのだが、録り溜めしておく容量が限界に来ていた(最大15分)。よくよく中を探してみると、15年前の記録も残っていたりして、サルベージする機会があるかもしれない。消すのはちょっと勿体無い。

 で、新しく左のレコーダー(Sony製)を購入。性能が段違いすぎて笑った。内蔵メモリだけで20時間以上、高音質で録音できるのだから、時代の流れを感じずにはいられない。しかも4000円。

 

 本当に、あらゆることが便利になっているんだな、と思う。