閑古鳥音楽帳

万年閑古鳥。とても細々とオリジナルの曲を作ってる人のブログです。

よろず占い処 陰陽屋へようこそ【天野頌子 ポプラ文庫】

 全編に渡ってほのぼのとした展開が続く本だった。大概の小説は、山谷の落差がかなり激しいが、この本は山も谷も緩やかだった。伏線もあるが途中でいくらかネタバラシ状態である。

 多大な誤解を覚悟で言うと、展開の激しい本に疲れた時に休憩として読むと最適である。比較的ストレートな物語であるから、あまり読書しない人が、これを読むことで字に慣れていくのも良い。

 ちなみに2巻はもう買った。順番的に読むのは6冊程後になるが。